個人売買の闇

時計ネタ

腕時計をちょっとでも安く手に入れたいけど、
個人売買ってどうなの?

いのえー
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個人売買における、偽物を掴まされるリスクについて解説します!

個人売買をする前に、リスクを把握しておきましょう!

もしもニセモノだったら【腕時計の個人売買】

リスクと注意すべきポイント

それでは、まずはリスクと注意すべきポイントの話ですね。

個人売買をするにあたって、一番の不安は、
偽物をつかまされるリスクがあるということでしょう。

残念ながら、現実として偽物のブランド腕時計は流通しており
特に個人売買の場合、偽物が届いてしまうリスクもあります。

偽物の販売者

偽物の販売者には2パターンいます。

偽物の販売者2パターン
  • 悪意の販売者
  • 善意の販売者

順番に解説します。

悪意の販売者

まず悪意の販売者とは、その時計が偽物だとわかって販売している販売者です。
さらにこの悪意の販売者は2種類に分けられます。

悪意の販売者2パターン
  • 偽物だということを暗に示して販売している販売者
  • 本物の相場に近い金額で売っている販売者
悪意の販売者その1

まず1つ目の「偽物だということを暗に示して販売している販売者」についてですが
例えば某オークションの説明文などに
「お土産です」とか「もらいものです」 などのキーワードとともに
ご理解できる方のみ入札してください」みたいな記載がある場合です。

金額もおおよそ2万円~10万円ほどで、普通の感覚であれば偽物とわかる出品ですよね。

悪意の販売者その2

悪意の販売者のもう一つは「本物っぽいエピソードを書いて本物の相場に近い金額で売っている販売者」です。
写真なんかは本物の写真を使用していたりしますね。

偽物の販売とは関係ないですが、過去の別の出品者の写真と説明文をそのまま使って
代金だけを振り込ませるようなパターンもあったりするので注意が必要です。

本物と変わらない値段で売っている偽物を購入しても
購入者が本物だと信じて疑わなければ、買取の査定や、オーバーホールにでも出さない限り
それが偽物とはわからないわけです。

そこから発生してしまうのが、次に登場する善意の販売者です。

善意の販売者

善意の販売者とは決してイイヒトというわけではなく、「それが偽物だということを知らずに売ってる販売者」です。

自分が実際に高い金額を出して買っているわけですから、当然ですよね。

3年前に50万円で買って、大切に使用していました。
日差は2秒ほどで、まだオーバーホールはしなくていいかなと思います。
新しい時計を手に入れたのでお譲りします。

・・・なんて書かれていたら、どうでしょうか。
しかもその人のオークションやフリマアプリの評価も普通に良かったりします。
もうWEB上の情報だけでは分かりませんよね。

こんな感じで、販売者にはパターンがあることがわかりました。
次に、偽物の商品のパターンについて解説します。

偽物の商品のパターン

偽物のパターンは大きく3つあります。

偽物の商品のパターン
  • 全てが偽物のパターン
  • 保証書や箱は本物で本体だけが偽物のパターン
  • 本体の一部が偽物のパターン

全てが偽物のパターン

全てが偽物のパターンは、そのままです。箱も保証書も本体も全てが偽物のパターンです。
割と安めの、暗に偽物と示して売っている販売者が扱っていることが多いですね。
本物に触れたことがある人であれば、なんとなくおかしいぞ?と分かるレベルです。

保証書や箱は本物で本体だけが偽物のパターン

次に保証書や箱は本物で本体だけが偽物のパターンですが、
これは買取なんかしてても結構持ち込みが多いですね。

偽物って、割と付属品がちゃちかったりするんですが、
その付属品を本物にしちゃうパターンです。

外箱、内箱、説明書、保証書など完全にそろっていて
更には保証書に、それっぽい店名や購入日の記載があったらどうでしょうか。信じてしまいませんか?
でも、個人売買において保証書がついているから安心というのは安易すぎるかなと思います。

本体の一部が偽物のパターン

続いて本体の一部が偽物のパターンですね。これはかなり手が込んでいます。

ケースは本物でムーブメントが違うとか、裏スケから見える部分だけ本物を張り合わせているだとか
本物だけど、刻印だけ、素材違いの刻印が打たれているだとか色々です。

これらは悪意を持って製造された偽物となりますが、
また違ったパターンで本体の一部が偽物の時計というのがあります。
それが次に解説する、社外パーツで修理された時計です。

社外パーツで修理された時計

注意したいのが社外パーツで修理された時計ですね。意外とあるんです。

「風防が割れたので社外品を入れた」
「プッシュボタンが紛失したけど
メーカーから単体でパーツが出なかったのでボタンを作った」など

偽物を作ろうという悪気はないんだけど社外修理されているパターンっていうのもあります。

まともな修理屋さんであれば、
「こんな方法なら直せるけど、改造品になるよ」というような説明を受けるはずですが…

その時計が違う人の手にわたり、また違う人の手にわたりということを繰り返しているうちに
社外修理をしたという情報が消えてなくなってしまう可能性がありますよね。

こうなるともう、素人目には分かりません。先ほど申し上げた販売者のパターンでいうと
善意の販売者にあたるもので、まさか自分の時計の風防が社外品であることなど知らず、
次の人へ販売してしまうんですね。

これを個人売買で手に入れた人も、買取の査定かオーバーホールに出すまでは
おそらくわからないまま使用することでしょう。

もちろん個人売買の全てがダメというわけではないですし、
むしろ大半の商品は大丈夫だったりするんですが、常にこういったリスクをはらんでいることは
認識しておくべきですね。

偽物をつかまされた時の対処法

次に、偽物をつかまされた時の対処法についてです。
届いたものが明らかに偽物だった場合には
即、相手に連絡するのが鉄則です!

基本的には、偽物は売るほうが悪いんですね。
商標権侵害や詐欺罪にあたります。

相手が悪意の販売者である場合

悪意の販売者は、それを重々理解しているので、
「被害届出しますよ」だとか言っておけばすんなり返金対応になったり
あるいは弁護士さんなどに、偽物だったことを理由とする【契約取り消しの内容証明】なんかを送ってもらえれば
大体解決したりするので泣き寝入りせず、まずは相手に連絡をとってみてください。

やっかいなのが、偽物、あるいは改造品だと知らずに売った善意の販売者です。

相手が善意の販売者である場合

例えば、送られてきたものをメーカー修理に出して、受け付けてもらえなかったら、
それは偽物かあるいは改造品である可能性が高いわけですが、そのことを伝えたとしても
販売したほうは、自分が本物を持っていて、本物を売ったと信じて疑わないわけですから
むしろ、買った人が悪者で、すり替えようとしているのではないか?と疑ってかかります。

いや、私は本物を送りましたけど?と言われてしまうと、
なかなか解決するのが難しくなってしまいます。

そして、さらに問題なのは
受け取ったときは本物と信じて疑わなかったけど、
買取査定に出したら、買い取れませんと言われたり、オーバーホールに出したら
中身違うよ?なんて言われた場合ですね。

これはもう、購入から日が経ちすぎている場合がほとんどなので
もちろん、相手に連絡してみるのはいいですが、基本的には解決できないことが多いのが現状です。

個人売買は、割とリスク高め

これらを踏まえて、
すぐに偽物、あるいは改造品とわかる経験や環境がない場合には
個人売買はなるべく控えるべき、というのが私の考えです。

これについては、お店で時計を販売していた時にお客様に言っても
いやでも個人売買のほうが安いから~だとか、お店の商品売りたいだけでしょ、みたいに捉えられることも多かったんですが実際、結構リスクがあることが分かっていただけたかなと思います。

お店で買えば安心なのか?

では、お店だったら安心なの?ということについて、簡単に触れておくと
特に中古品を扱う業界は、信頼を積み上げて商売しているので偽物は徹底的に排除しています。

大手でも小規模でやっているお店でも、看板を掲げて商売しているわけで、
自分の店で偽物を出してしまったら終わりなわけですから
そこは間違いなく2重3重のチェック体制を敷いて、偽物の排除に努めています。

まとめ

結局、お店で買うのがいいじゃんっていうような、お店の回し者のような話となってしまいましたが、
今の段階では、個人売買のリスクは高いと言わざるを得ない現状です。

個人売買の魅了もあったりするので、ご利用の際は
今回お伝えした偽物をつかまされるリスクについて、ぜひ頭に入れておいてもらいたいなと思います。

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