トゥールビヨンを「いらすとや」さんのイラストだけで解説します

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今回はトゥールビヨンについて「いらすとや」さんのイラストだけで、わかりやすく解説していこうと思います。

トゥールビヨンって何のために回ってるの?

可愛いイラストで解説します!

今回のテーマは動画のほうが分かりやすいかも知れません(;^ω^)

トゥールビヨンを「いらすとや」さんのイラストだけで解説します。

トゥールビヨンとは

早速ですがトゥールビヨンとは、時計の中で機械がグルグル回るものです。

機械がグルグル回す理由

時計の中で機械がグルグル回るのは、重力を分散するためです。
どうして重力を分散する必要があるのか、100m走を例に出して解説します。

時計の精度と100m走

ここに、100mを10キッカリで走るマンが居ます。

100mを10キッカリで走るマンは、その名のとおり、
どんな時でも100mを10キッカリで走ります。

そこへいじわる監督がやって言いました。
「この登坂を100m10秒キッカリで走ってみなさい」

重力の影響で精度がブレる

100mを10キッカリで走るマンは登坂100mを走るのに11秒掛かってしまいました。
1秒遅れてしまったのです。

100mを10キッカリで走るマンは、そのプライドに掛けてトレーニングし
登坂100mを10秒キッカリで走れるようになりました。

そこへいじわる監督がやってきました。
この平坦な道をを100m10秒キッカリで走ってみなさい

状況に合わせて調整すると…

100mを10キッカリで走るマンは平坦な100mを9秒で走ってしまいました。
みごと100m走の世界記録を更新したわけですが
監督が求めているのは100m10秒キッカリです。

次の指示はこうです。
この下り坂を100m10秒キッカリで走ってみなさい。
100mを10キッカリで走るマンは、なんと8秒で走り切ってしまいました。

精度を合わせようがない

このように、100mのタイムの精度には自信のあった100mを10キッカリで走るマンですが
用意されたステージによって、タイムにバラつきが出てしまうことがわかりました。
登坂用にトレーニングを積めば、平坦な道や坂道では早くなりすぎてしまいます。
逆に坂道に標準を合わせると、平坦な道や登坂では遅くなってしまいます。

状態を変えてしまうという発想

どんな状況でも、100mを10キッカリで走るにはどうすればよいでしょうか。
ここで思いついたのが、登坂も坂道もいっしょくたにしてしまうことです。

ハムスターが回し車の中で元気いっぱい走るように
100mを10キッカリで走るマンも登坂も下り坂も関係ない
360度グルグルの道を10秒キッカリで走れるようにトレーニングを積めばいいのです。

トゥールビヨンの話に戻ります

ちょっと例えに無理がありましたが
時計の精度も同じで、少なからず重力による影響を受けます。

よく、販売店さんの表示で日差が平置きで何秒みたいなのがありますよね。
あれは、先ほど登場したいじわる監督に言わせれば
机に置いておく分には日差何秒です、腕にハメてあるいた時の日差は知りませんということですね。

オーバーホールをする業者さんも
オーバーホールした後の精度チェックとして、
平置きしたり逆さに吊るしたり、ぐるぐる回したりして
時計のおかれる状態を変えながらチェックしていきます。

それだけ、時計というのは置かれる状況によって精度が変わるということですね。

これを解決するために、時計の中で機械そのものを回すことで重力を分散して、
どんな状況でも安定して精度をだそうとしている仕組みが
トゥールビヨンというわけです。

機械そのものといっても、文字盤がグルグルまわってしまっては困るので
時計が正しく時間を刻む、つまり歯車を同じスピードで回転させ続けるおおもとの部分だけを
キャリッジっていうカゴに入れてグルグル回してるっていう構造です。

状態によって精度にブレがでるなら、
そもそもその状態というものを常に変えてしまおう!という逆転の発想ですよね。

トゥールビヨンの進化

トゥールビヨンは今も進化を続けていて
ゼニスの球体の中にキャリッジをぶら下げて時計の角度が変わっても常に水平に保つような
トゥールビヨンや、
ジャガールクルトの球体の中を3Dで回るのジャイロトゥールビヨンなども出ています。

まとめ

今日はこんな感じで、
何やらよくわからないトゥールビヨンを、いらすとやさんのイラストでほんわかと解説してみました。

やりたいことはみんな一緒でいかに、重力の影響を受けずに正確に時を刻むか?ですね。
アップルウォッチを着ける、という最も近道な正解があることを知りつつも、
それをどうにかメカニカルで実現しようとする、天才時計技師たちの知恵と技術に
我々はロマンを感じずにはいられませんね!

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