質屋さんでお金を借りるということ。

バイヤーは語る
いのえー
いのえー

この記事は今まさに、大切な時計や
思い出の詰まったバッグを
売ろうとしている方に見ていただきたいです!

こんな時こそ質屋さん!

今、これを書いているのが2020年4月です。
例の新型ウィルスで経済が止まっています。

自粛要請で、たちまちの資金繰りのために、
頑張って買った時計やバッグを泣く泣く手放す決断をされる方もいるでしょう。

そんな時は質屋さんです!
質入れなら、大切な物を手放す必要はありません!

質屋とは?

質屋さんイメージ

質屋さんとは、自分の持ち物を預けて
預けた物に見合うお金を借りることができるところです。

物を預ける代わりにお金を借りるので
仮に返せなくても取り立てはありません!

質屋とは、「気軽にお金を借りれる場所」ですね。
でもちょっと入りにくいイメージがありませんか。

質屋さんは入りにくい?

質屋と聞くと、なんだか頑固オヤジがいて
入りにくいみたいなイメージがあったりしますが
そんなことはありません!

ブランド雑貨や古着を販売しているお洒落な質屋さんもありますし
元々リサイクルショップだった店が質屋さんも始めました!
というようなパターンもあります。

なので、普通に入りやすいお店が多いですし
お金を借りるからと言って、
身構える必要はありません。大丈夫です!

わかりやすく「お金を借りる」と書いていますが
質屋さんは、必要な時に物をお金に両替するようなイメージです。

質屋でお金を借りるまでの流れ

それでも初めて利用する時は不安だと思うので
実際に質屋に勤めていた私がザックリと流れを解説します。

質入れ

質入れ(しちいれ)とは、質屋さんに物を預けることです。
入質(にゅうしち)とも言います。

借りれる金額は、持ち込む物次第です。
「物」に対して審査をするので、
キャッシングやローンのように「人」に信用がなくても大丈夫です。

そして、買取と同じように金額が提示されます。

いのえー
いのえー

金額は〇〇円です。

金額に納得したら
免許証などの身分証明書を見せたり
伝票に住所と名前書いて・・・っていう感じですので
買取とほぼ同じです。

預けた品は質蔵(しちぐら)という場所で
大切に保管されます。
保管されている物は質草(しちぐさ)と呼ばれます。

手続きが終わったら
「質札(しちふだ)」というものが発行されます。

質札が発行される

この質札には借りた金額や質料が記載されています。
この後、月々の質料を支払っていく度に情報が更新されます。

手書きの質札が一般的ですが
クイックセブン・サービスという
ポイントカードのような質札もあります。
より気軽に質屋さんを利用できる画期的なシステムです。

クイックセブンを導入している質屋さんは全国にあるので
お近くに導入店が無いかチェックしてみて下さいね。

クイックセブン・サービス(老舗質屋が真面目に考えた現代人のための質システム)
http://www.quickseven.jp/index.html

出質

出質(でしち)とは、「質から出す」ことです。

大切な物を預ける代わりにお金を借りているので
借りたお金と期間に応じた金利を支払えば、
預けている物を取り戻すことが出来ます。

金利(質料とも言います)は
借りる金額によって段階がある質屋さんがほとんどで
一般的には借りる金額が高ければ金利は低く設定されています。

金利の日割り計算をしている質屋さんは
おそらく今のところ無いはずです。
(少数派ですが半月計算してくれる質屋さんはあります。)

質入れした日から1か月と1日経ってから出質しようとすると
元金+2か月分の金利が必要なので締め日にはご注意を!

では、元本が支払えなかったら
預けた物はどうなるんでしょうか。

流質

流質(りゅうしち)とは、「質が流れる」ことです。
”質流れ品”という言葉を聞いたことありませんか。

流質とは
預けた物は質屋さんの物に、そしてお金は借りた人のお金になることです。

流質になると、預けていた物を手放すことになりますが
借りたお金も、それまでの金利も支払う必要はありません。
もちろん取り立てなく、
「お金返せません…」みたいな連絡もいりません。

物を手放せばチャラになる。これが質屋さんです。
質入れから3か月が過ぎると、自動的にチャラになります。

借りたお金はまだ返せないけど
大切な物なのよねぇ…

いのえー
いのえー

そんな時は、金利だけ支払っておきましょう!

利上げ

利上げ(りあげ)とは、利子だけを支払って
流質期限を延長することです。

正確には、「利上げ」は質屋さん側の用語なので
「利上げしてください~」みたいな感じで質屋さんに行くと
意味合い的には少しおかしいかもしれません。

質入れしてから3か月以内に出質できそうにない場合は
利子だけを支払って流質を防ぐことが出来ます。

1か月分の利子を支払っておけば質入れから4か月に
2か月分支払えば質入れから5か月に、流質期限が延長されます。

利上げして延長した流質期限が来る前に
また利子を支払えば、その分また流質期限は延長されます。

特に最終的な期限はないので、
利子を支払い続ける限り流質期限はどんどん延長できます。

が、これでは金利だけ支払っているだけの状態になってしまうので
何とか元本を作って早めに取り戻したいところではありますね。

ご利用は計画的に!

まとめ

やっぱり大切な時計やバッグというのは特別な存在で、
頑張る気力の源になったり、思い出が詰まっていたりして
簡単には手放せませんよね。

質屋さんという選択肢を知らずに買取に出して
手放してから
「質屋に預けるという手があった!」と知っても遅いので
簡単ではありますが、
質屋さんの仕組みや利用の流れを解説してみました。

YouTubeでも同じことを喋っています。

どこまで届くかはわかりませんが、
今、まさに苦渋の決断をしようとしている方に
「質屋さんに預ける」という選択肢を知ってほしいと思っています。

あなたの周りに、そういった方が居られましたら、
ぜひシェアしていただければ嬉しいです。

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